問1
- サピア・ウォーフの仮説:言語が話者の思考や精神に一定の影響を及ぼすこと。
サピア・ウォーフの仮説で有名なものは、虹の色です。
日本語だと虹は7色ですが、欧米では6色だそうです。
選択肢4が、まったく同じことを言っています。
よって、答えは4です。
問2
言語によって事象の切り取り方が異なる=言語によって語彙の意味が異なる、例を選びます。
日本語と英語で比べて考えてみましょう。
1 「常識」「哲学」は日本語と英語でそれぞれ語彙があるので、×です。
2 「厚い」「暑い」も日本語と英語でそれぞれ語彙があるので、×です。
3 「兄」「弟」は英語でどちらも「brother」で、区別ができません。
よって、これが○です。
4 「旦那」「刹那」も日本語と英語でそれぞれ語彙があるので、×です。
よって、答えは3です。
問3
特定の語が一般化した意味で使用される例はどれでしょうか?
「瀬戸物」と聞いた時、何をイメージしますか?
↓こんな感じのお皿やお茶碗をイメージしませんでしたか?

「瀬戸物」とは、本来は愛知県瀬戸市で作られる瀬戸焼のやきものを指していました。しかし、現在では、やきもの全体を指す言葉になっています。
よって、選択肢1が特定の語が一般化された意味で使用される例になります。
答えは1です。
問4
- 忌み言葉:慶事や弔事で、縁起が悪いという理由から使用することがタブーとされている言葉。
結婚式での「別れる」「終わる」や「たびたび」などの重ね言葉のことです。
忌み言葉は使えないので、言い換えた表現を使います。
3 「結びになりますが」
→これは、結婚式で「最後になりますが」と言いたいところ、「最後」は結婚式では終わりを連想させる言葉なので使えません。代わりに、「結び」を使っています。
よって、答えは3です。
日本人でもなかなか難しいですよね。
結婚式や葬式でのマナーは大人として、今一度確認しておきたいです。
問5
混種語についての問題です。組み合わせが異なるものを選びます。
語種:語の出自による分類
- 和語:日本古来の語
- 漢語:中国古来の語
- 外来語:中国以外の海外の語
- 混種語:語種の異なる語の組み合わせ
1 中華ソバ
→中華(漢語)+ソバ(和語)
2 窓ガラス
→窓(和語)+ガラス(外来語)
3 長ズボン
→長(和語)+ズボン(外来語)
4 生ビール
→生(和語)+ビール(外来語)
→よって、答えは1です。
ソバが和語だと気づけば、1が仲間外れだとわかりますね。