【解答】令和2年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅲ 問題8

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問1

まず、「CEFRのA2」がどれくらいなのかというと、初級レベルにあたります。

-出典- PROGOS

(ア)に入るのは、初級レベルの学習者のCan-doです。

1 詳しく明瞭な文章
→難しい内容なので、初級ではありません。よって、違います。

2 複数の観光地の紹介を一つの流れにまとめた文章
→ふるさとの有名な場所の数は指定されていません。これも、違います。

3 自分の経験とを関連付けた文章
→そのような指定はないので、違います。

4 短い簡単な文を使った文章
→簡単な文を書くのは、初級レベルの学習者向けなので、これが正解です。

よって、答えは4です。

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問2

「マインドマップ」とは、紙の中心にテーマを書き、そこから連想されることを文字やイラストで放射線状に線で繋いで書いていくことです。頭の中の思考を整理し、新しい発見を生みだすことができます。

よって、答えは2です。

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問3

  • ピア・レスポンス:学習者同士がお互いの作文を読み合い、意見交換やアドバイスをし、よりよい作文を目指す活動。

「peer」は、同僚、同級生、友人、対等者などの意味。

ピアは対等者という意味なので、選択肢1は違いますね。

よって、不適当なものは1です。

問4

教師によるフィードバックの留意点です。

選択肢をみていきましょう。

1 なるべく学習者の文章を尊重し、文法や語彙がおかしい部分のみ添削するのがよいフィードバックです。よって、これが○です。

2 学習者がどんな誤りをするのかはわかりませんので、添削のルールを統一するのはよくありません。

3 意図が不明な文を指摘してこその添削です。これも違います。

4 間違いばかりを強調すると、学習者の意欲を削ぐことになります。もちろん違いますね。

よって、答えは1です。
添削をしたことがない人でも、学校で先生に添削された記憶を思い出してみると答えが出たのではないでしょうか。

問5

「ポートフォリオ」とは、学習過程で用いた資料や成果物を指します。

よって、答えは2です。

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