日本語教師は資格が必要?
実は日本語教師は、資格がなくても働くことはできます。
ですが、資格がある場合は、語学学校への就職において、とても有利になります。
それに、自然に身に付いた日本語を、日本語学習者へわかりやすい言葉で説明するってとても難しいんです。

また、実際に働いてみると、生徒から思いがけない質問が飛んできます。

先生、「わたしは部屋を掃除します」と「わたしが部屋を掃除します」は同じですか?
「は」と「が」の使い分けは、日本語学習者が混乱しやすい文法項目の一つです。
もし、こんな質問をされたら、何と答えますか?
どんな資格があるの?
有名なものとして、以下3パターンがあります。
日本語教師養成講座で420時間コースを修了
わたしはこれに該当します!
専門学校のような場所へ通学、もしくは通信講座を受講し、コース修了証を手に入れることができます。ネットで探してみると、様々な学校が出てきます!
わたしは、神奈川県の横浜にある「アルファ国際学院」で通学コースを受講しました。
日本語教育能力検定試験に合格
わたしはこれに該当します!(2回目)
日本語教師養成講座を受講されている方の多くは、毎年10月に実施されるこの試験を受験されるかと思います。誰でも受験できるので、本屋さんで売っている参考書や過去問で勉強し、独学で合格する強者もいるようです・・・!合格率は26%前後のため、難易度が高いと言えます。わたし自身も、出題範囲の広さ、リスニング対策(←これが非常に難しい)、論述と頭を抱えながら勉強をしました。
大学で日本語教育を履修
現在、高校生で「日本語教師になりたい!」という方へおすすめです。現在、日本語教師を目指せる大学・学科は全国で100以上あるので、卒業後に語学学校へ就職することで、若いうちからキャリアを築くことができるメリットがあります。
まとめ
資格がなくても日本語を教えられるけど、資格がある(=日本語指導の知識がある)ほうが、スムーズに授業ができます!
当たり前のように毎日使っている日本語の文法を、改めて分かりやすく説明するって難しいですよね。